【2025年版】プロが教える「つみたてNISAの始め方」初心者完全ガイド
目次
はじめに:つみたてNISAは“未来を守る最強の制度”
「貯金だけでは将来が不安……」そう感じているあなたへ。今こそ知ってほしいのが、つみたてNISA(少額投資非課税制度)です。
これは国が用意した「資産形成サポート制度」で、毎月コツコツ投資することで将来の安心を“非課税で”育てられる仕組みです。
2024年から新NISA制度がスタートし、つみたてNISAもよりパワーアップ。
2025年の今こそ、人生を変える第一歩を踏み出すチャンスです。
本記事では、初心者でも迷わず始められる「つみたてNISA」の完全な始め方を、資産形成のプロが丁寧に解説します。
つみたてNISAとは?制度の基本を3分で理解
■ 制度概要(2025年版)
項目 | 内容 |
---|---|
制度名 | つみたてNISA(新NISA制度内) |
年間非課税枠 | 最大120万円 |
対象商品 | 長期分散投資に適した投資信託など(国が選定) |
非課税期間 | 無期限(2024年制度改正以降) |
生涯非課税投資枠 | 最大1,800万円(成長投資枠と合算) |
利益にかかる税金 | 0%(非課税) |
■ なぜ今「つみたてNISA」なのか?
- 銀行預金だけでは資産は増えない(金利は0.001〜0.02%程度)
- 投資信託で長期・積立・分散すれば、年3〜5%の利回りも現実的
- 非課税だから、利益のすべてが自分のものになる
- 国が制度として整備している=「安心・信頼」がある
つみたてNISAを始める前に準備する3つのこと
① 証券口座を開設する
つみたてNISAを始めるには、対応している証券会社で専用口座を開設する必要があります。
おすすめ証券会社:
- SBI証券(取扱商品が豊富)
- 楽天証券(ポイント投資が可能)
- 松井証券(UIがシンプルで初心者向け)
※1人1口座しか持てないため、じっくり選ぶことが大切です。
② マイナンバーカード or 通知カードの準備
本人確認書類として必要。最近はスマホだけで申請・開設できるサービスも充実。
③ 投資資金の目安を決めておく
月1万円でもOK!大事なのは「無理なく続けられる金額」から始めること。
積立だからこそ、少額で十分意味があります。
証券口座開設からつみたてNISA開始までのステップ
Step 1:証券会社を選び、口座開設申し込み
- ネットで5〜10分で完了
- 本人確認はスマホアプリでOK
Step 2:NISA口座の申請
- 証券会社の画面「つみたてNISAを申し込む」ボタンをクリック
- 自動的に税務署へ手続きが送られ、1〜2週間で完了
Step 3:投資信託を選び、積立設定
- 毎月の積立額と引き落とし日を設定(例:毎月5日、1万円)
- 初回は「とりあえず人気No.1商品」でOK(後から変更も可能)
Step 4:運用スタート!あとは放置でOK
- 基本的には「買って放置」が鉄則
- スマホアプリで残高確認や履歴をチェック
初心者におすすめの投資信託3選(2025年版)
ファンド名 | 特徴 | おすすめ度 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界に分散投資できる王道商品 | ★★★★★ |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 米国株式中心。S&P500に連動 | ★★★★☆ |
たわらノーロード先進国株式 | 低コストで欧米中心に投資 | ★★★★☆ |
※いずれも長期積立に向いており、初心者の最初の選択肢として鉄板です。
よくある質問(FAQ)
Q. つみたてNISAはいつでもやめられる?
→ はい。積立の停止・再開・変更はいつでも可能です。
Q. 元本割れはしない?
→ 投資信託なので元本保証はありません。
ただし「長期・積立・分散」を守れば、リスクはかなり軽減されます。
Q. 途中で証券会社を変えられる?
→ 年1回の切り替え申請で変更可能。ただし面倒なので最初にしっかり選ぶのが◎。
つみたてNISA運用のコツと注意点
- 相場が下がっても焦らないこと:長期投資では「下がったときに多く買える」方が有利です。
- 頻繁に売買しない:非課税の恩恵を最大限に活かすには「ほったらかし運用」がベスト。
- 分配金が出るファンドは避ける:自動再投資型のほうが複利効果を得られます。
- 「続けられる金額」で始める:月1万円でも30年間で数百万円の差が出ることも!
まとめ:つみたてNISAは「未来の安心」を買う行動
つみたてNISAは、知識や経験がなくても始められる最もカンタンで堅実な資産形成の第一歩です。
しかも、制度としても税制優遇があり、「使わない手はない」と言える内容です。
今日から始めれば、1年後・10年後のあなたにとって大きな武器になります。
投資は未来への“チケット”です。 迷っているなら、まずは「口座開設」から始めてみましょう!